13歳から20歳まで実父からの性的虐待を受けたサバイバーの手記。アルコール依存、制御できない性行動、消えては現れるトラウマ症状、周りの人たちとの軋轢。葛藤と再生の記録。著者は現在、性暴力被害者支援看護師(SANE)としてContinue reading
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図書のデータ
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『13歳、「私」をなくした私 性暴力と生きることのリアル』
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『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』
実父から性虐待を受けて育った元タカラジェンヌの自伝。ヒプノセラピーをきっかけに解離がとけ、リストカットや薬物依存の混乱に陥る。自分が受けた暴力にしっかりと向き合い、回復へ。さらにレズビアンであることをカミングアウトし、生Continue reading
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『かけがえのない、大したことのない私』
70年代ウーマンリブ運動で活躍し、鍼灸師である著者の90年代以降のインタビューや短文をまとめた一冊。「コントロールされる子どもはいい子にならなければお母さんが愛してくれないという脅迫をずっと受け続けていく」トラウマがあっContinue reading
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『フラッシュバック 桜守家の近親五重奏』
酒乱の父のもと、たくさんの兄弟とともに育ち、長兄による性虐待を幼少期から受けた女性の人生。障害を持ちながらも自立して生き抜いた実話。
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『セクシャルアビューズ 家族という他人-広がる性的虐待の実録レポート』
安全であるはずの家が虐待の場となり、逃げ場を失う子どもたちの混乱と絶望。実際に被害にあった多くの人々を取材し、家族という神話の崩壊と病理を解く。過酷な経験を生き抜いたサバイバーたちは身に余るほどの苦しみを背負わされ、苦しContinue reading
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『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』
日本での親による幼児・児童殺害事件ルポ。人々は親を血の通わぬ悪魔と非難するが、著者は、子供が悪くて殺したという親には会ったことはない。彼らが語るのは異口同音に「愛していたけど、殺してしまいました」。
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『お前はうちの子ではない 橋の下から拾って来た子だ』
表題の言葉を幼少時に母親から言われ、ショックを受けた経験のある著者が、この「言い習わし」にこだわりを持つ。3回の全国アンケート調査で、世代や地域差を超え普遍的無意識から家族間で伝達されていることを確認。「親子」「家族」をContinue reading
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『それでも親子でいなきゃいけないの?』
「母が、父が、自分がキツい!!」家族に悩む娘たちのノンフィクション・コミック。一冊目『母がしんどい―母のこと、大嫌いでもいいですか?』出版後、寄せられた数人の女性の体験。作者は親との関係に疲れ果てて精神的に断絶の後、心のContinue reading
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『インナーマザー あなたを責めつづける心の中の「お母さん」』
いつも自分を厳しく責めてしまったいませんか? 「もっとがんばれ」「今努力しないととんでもないことになる」自分の中にいるもう一人の批判者。これはかつてあなたが幼かった頃の母親の残像である。「親教」のマインドコントロールを解Continue reading
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『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』
「心の穴」と「自己受容」をキーワードになぜ「楽しいはずの恋愛」が苦しいのか、そのからくりを説く。女性の心理を知り尽くしたAV監督による痛快、恋愛論。特別対談:信田さよ子(臨床心理士)