スライバー協会

ロゼッタについて

ロゼットとは本来はバラの花の形を現す言葉で、植物の葉が地面に放射状、円盤状に広がった様子をいい、ロゼッタともいいます。オオバコ、ナズナ、タンボボ、タビラコ、タネツケバナなど、どんな場所でもたくましく生きていく越年草にはこのロゼット葉を持つものが多く、元気に生き延びる力を持っています。

踏まれても丈夫な葉を持ち、バランスのとれた円形の土台から茎をのばして、ポッと花を咲かせるこの植物たちにあやかり、 癒された心、円満な人格、周囲との人間関係、幸せの形の象徴としてスライバー協会のシンボルをロゼッタとし、薺(なずな)紋を選びました。


スライバー協会について

私たちは機能不全家族の影響や、性虐待をうけて育った過去の経験を生かし、それぞれ仕事を持ちながら、現在の場所に立っています。

Survivor(サバイバー) 過酷な体験から生還した人。生き残った人

Thriver(スライバー) 成長する人。乗り越えた人。力強く生きる人。

この協会はサバイバーからさらに一歩前進し、スライバーとして生きるためのサポートを目的としています。虐待からの回復の仕方は人それぞれです。時期が遅いということはありません。私たちも40代、50 代になって、ようやく自由に生きられるようになり、過去の体験を財産として生きています。

性虐待は脳の萎縮、扁桃体の過活動や視野狭窄など、さまざまPTSDを引き起こします。その度合いも人さまざまですが、なんらかの後遺症が残っていたとしてもスライバーになることは可能です。過酷な条件で育った人も、必ずそれぞれの場所で、人生の花を咲かせることができます。

振り子の法則のように、深い傷を負った人ほど、立ち直ったときには力強く、人生を深く慈しめるようになる可能性を秘めています。人生に起きたすべてのプロセスを愛しみ、しなやかに生きる力に変えることができます。そのためのメンタリング相談、そして次の段階としてのダイレクトパス セッションを提供しています。