『セクシャルアビューズ 家族という他人-広がる性的虐待の実録レポート』 (山口遼子著、朝日文庫、1999年)

安全であるはずの家が虐待の場となり、逃げ場を失う子どもたちの混乱と絶望。実際に被害にあった多くの人々を取材し、家族という神話の崩壊と病理を解く。過酷な経験を生き抜いたサバイバーたちは身に余るほどの苦しみを背負わされ、苦しみながらも、やさしさと気高さを持っていたと筆者は語る。

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