『沈黙をやぶって 子ども時代に性暴力を受けた女性たちの証言』 (森田ゆり編著、築地書館、1992年)

子どもへの性的暴力を証言した女性たちの手記。出口のない疎外の闇からぬけ出す最良の方法は、善良で従順な少女という仮面を捨てて、その闇をしっかりと凝視すること。そうして初めて深い生命の明るさが見えてくる。読者のひとりひとりが、そんなつきぬけた明るさに出会い、自分という存在を信じる力強さを手に入れることを願って編集された一冊。

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