『「自分のために生きていける」ということ 寂しくて、退屈な人たちへ』 (斎藤学、だいわ文庫、2010年)

著者が臨床家として30年来取り組んできた「嗜癖」の現象は、「退屈」と裏表の関係にある。退屈は「寂しさ」の防御である。退屈と寂しさは、家族の中のトラウマに端を発する自己否定の問題である。絶対的自己受容を通して人間として復活しよう。

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